
2025.11.05
工場の片隅に、以前大きな製品を切り出した後に出た、SUS304の丸い残材がありました。
次の出番がなければ、そのまま「スクラップ」として処分される運命でした。帳簿上もすでにスクラップとして計上されており、あとは業者を待つばかり。そんな存在だったのです。
そんなある日、お客様から一件のご注文が。 それは、偶然にも、あの残材と全く同じ板厚のSUS304を使った、より小さな部品の製作依頼でした。
通常であれば、新しい材料を発注し、そこから製品を切り出します。 しかし、私たちの頭にあの丸い残材が思い浮かびました。
「あの残材が使えるじゃないか!」
早速、スクラップ置き場にあった大きな丸い板から、ご注文の製品を切り出しました。
もともとスクラップとして計上していた材料なので、材料原価を大幅に抑えることができます。そして、このコストメリットは、お客様にも価格という形で還元させていただきました。
予期せぬコストダウンに、お客様にも大変喜んでいただくことができました。😊
今回の件は、私たちにとってもお客様にとっても、まさに**「ウィンウィン(Win-Win)の関係」**を築けた素晴らしい事例となりました。
私たち: スクラップになるはずだった材料を有効活用し、利益を生み出せた。
お客様: 高品質な製品を、通常より安価に手に入れることができた。
また、これは単なるコスト削減の話だけではありません。限りある資源を大切にし、廃棄物を減らすという、**環境への配慮(SDGs)**にも繋がる取り組みです。
見方を変えれば、ただの「スクラップ」も「価値ある資源」に変わります。 これからも私たちは、柔軟な発想と工夫で、お客様に喜んでいただけるモノづくりを追求してまいります。
もし、「こんな加工はできないか?」「コストを抑えたい」といったご相談があれば、ぜひお気軽にお声がけください。思わぬご提案ができるかもしれません。